食生命科学科2年次生が「食品加工基礎実習」でコンニャクを製造

農学部食生命科学科では、2年次生を対象とした「食品加工基礎実習」を阿蘇くまもと臨空キャンパスの食品加工教育実習棟で実施しています。

受講生らはガイダンスで実施内容に関する説明や諸注意を受けた後、農学教育実習センター(以下、実習センター)の技術職員の指導の下、食品衛生管理の基本を学びました。食品加工基礎実習では、春学期にコンニャクやソーセージ、チーズの製造を行います。
2つのグループに分かれて、4月16日と23日に農産加工としてコンニャクの製造を行いました。この実習では、こんにゃく芋の精粉(せいこ)を使った精粉加工と実習センターで収穫した生芋を原料とした生芋コンニャクの製造技術を習得しました。また、コンニャクのゲル化の原理についても説明を受け、食品添加物の凝固剤の役割について学びました。

農学部食生命科学科は、将来食品製造や衛生・品質管理に携わる人材の育成に力を入れており、実践的なスキルの習得を支援しています。