「SE（システムエンジニア）基礎講座」を開講しています | キャリア・就職ニュース

東海大学では、10月５日から来年１月25日にかけて「SE（システムエンジニア）基礎講座」を開講しています。大学として文系の学生も含めてDX人財を育成しより多く輩出したいという思い、学生に将来の選択肢の幅を広げてもらおうという思いから、学長室キャリア就職担当が主催、会員数340社を超えるIT業界団体「一般社団法人神奈川県情報サービス産業協会（KIA）」が全面的に協力し共催しているもの。全５回の講義には講師としてKIA会員企業の経験豊富な専門家が各回登壇します。学部生や大学院生ら約150名が聴講しています。

第１回目となった10月５日の講義は、株式会社アルファメディアの代表取締役・小湊宏之氏が「システムエンジニアを目指すには」のテーマで、SEとしての心構えや役割、求められる能力などを説明し、「プログラムの企画から運用まで、SEに求められる役割は幅広く、やりがいがある仕事です。日々新しい技術が更新されていく中で、ノウハウを広く深く学ぶ必要があります。そして、ただプログラムを作るのではなく、お客様のニーズに沿った提案や開発ができるよう、お客様や仲間とコミュニケーションを取りながら計画を進めていくことが重要です」と語りました。続いて、高度IT人材育成・評価のために設定された「共有キャリア・スキルフレームワーク」を紹介。また、既存の業界と先端技術を組み合わせる新しいビジネス「クロステック」として、同社が行っている事業例を紹介し、「今回を機にIT業界に魅力を感じ、SEを目指してくれる方がいたらうれしい」と締めくくりました。なお、第5回まで出席した学生には、今後の励みに修了証も発行する予定です。