ToCoチャレ「Egyptian Project」が8月23日に、岡山市立オリエント美術館でワークショップ「パピルスしおりを作ろう!」を実施しました。この企画は、7月から8月にかけて同館で開催された特別展「古代エジプト・ふしぎ発見! -ナイルの贈り物と秘められた物語-」の関連イベントとして開いたものです。古代エジプトへの興味・関心をもってもらおうと、プロジェクトメンバー5名が運営に当たりました。
午前と午後の2部制で行ったワークショップには、子どもたちとその保護者約40名が参加。初めに、学生が古代エジプト文字「ヒエログリフ」や、古代エジプトで使われていた「パピルス紙」について、クイズを出題しながら説明しました。その後、参加者はパピルス紙を使ったしおり作りに挑戦。パピルス紙を光に透かして観察し、名前や好きな言葉をヒエログリフで書いてオリジナルのしおりを作りました。参加者からは、「学生の皆さんのエジプトに対する情熱が伝わりました」「親子で一緒にしおりを作れていい思い出になりました。読書のお供として大切に使います」といった感想が寄せられました。


渡辺充さん(文学部3年次生)は、「ヒエログリフは書き方が難しいので、当初はスタンプも用意していましたが、多くの参加者が手書きで挑戦してくれてうれしかったです。今後もワークショップを通じて、多くの方々に古代エジプトや歴史の面白さを伝えていきたい」と話していました。
