ToCoチャレ「Tokai Formula Club」が8月2日から7日まで愛知県・Aichi Sky Expoで開かれた「学生フォーミュラ日本大会2026」のICVクラスに出場。2019年以来7年ぶりに動的審査「エンデュランス」で完走しました。この大会は、学生たちがフォーミュラカーの構想・設計・製作を通したものづくりの総合力を競うもので、今年度は国内外から77チームが参加しました。

Tokai Formula Clubは2019年度大会の出走以降、各種審査や車検などで通過を逃しており、動的審査への出走がかなわない状況が続いていました。そこで今年度は、「動的審査に出走し、最終種目のエンデュランスを完走すること」を目標に設定。今年度のマシンには、フロントウイングの一部を可動させる「DRS」という機能を搭載しました。湘南キャンパスなどでの試走で明らかになったオーバーヒートの課題を解決するためにフロントウイングの角度を変えて空気の流れを調整し、後方のラジエーターに空気を送り込むことで、エンジンの冷却効率を高めるこの機構を追加し、大会直前まで調整を重ねました。大会会場では、車両の安全性や規定への適合を確認する機械車検をはじめ、車体を傾けて液漏れなどを確認するチルト試験、騒音試験、ブレーキ試験をすべて通過。アクセラレーションやスキッドパッドなど各動的審査にも出走しました。最終種目のエンデュランスもコース10周を走り切り、ICVクラスで総合29位に入りました。また特別表彰のうち、軽量性や剛性、仕上がりなどの観点で、完成度の高いコンポジットパーツを製作したチームに贈られる「ベストコンポジット賞」では1位を獲得し、2年連続の受賞となりました。さらに、車両の設計意図について図面でわかりやすく伝えたチームに与えられる「ベスト三面図賞」では2位に選ばれました。
プロジェクトリーダーの森山響さん(工学部3年次生)は、「完走した瞬間は、メンバー全員で泣いてしまいました。完走という一つの目標に向かってチームが団結し、走行回数を多く重ねたことで、学年問わず技術力をつけられたことが成果につながりました」と話していました。



