2014年度チャレンジプロジェクト最終報告会を開催しました

「2014 年度チャレンジプロジェクト最終報告会」を、2月4日に湘南校舎で開催しました。これは今年度に採択された21件のチャレンジプロジェクトが、「地域活 性」「国際交流」「ものつくり」などさまざまな分野で活動した1年間の活動成果や課題、今後の展望などを発表する催しです。湘南をはじめとした6キャンパ スをテレビ会議システムで結び、全国で約500名の学生や教職員らが参加しました。

開催にあたり、山田清志学長が「全国の校舎が一堂に会する最終報告会です。貴重なこの会で他プロジェクトへの理解を深めるとともに、積極的に参加して今後の活動をさらに盛り上げていってください」とあいさつしました。

そ の後に登壇した各プロジェクトの代表者は、スクリーン上で写真や図表などを示しながら、制限時間内(質疑応答を含む10分間)での報告に臨みました。各発 表後には、「目標をメンバーで共有するための工夫」「メンバーの人数が増えた背景」「メンバーのスキルアップ」「校舎間の連携」「外部からの協力依頼」な どについて、活発な質疑応答が行われました。

なお最終報告会では例年、学生がその後の活動に生かせるように、来賓を招き講評をいただいて います。今回は東海大学連合後援会副会長の古田土(こだと)勉氏、東海大学同窓会東京ブロック会長の宮原孝夫氏に加え、企業で人事や管理を担当している石 井祐吾氏(株式会社アビスト※本学工学部卒業生)、山口泉氏(株式会社マイスターエンジニアリング)、行岡正恭氏(パナソニック株式会社)にご参加いただ きました。

報告会終了後には学生のプレゼンテーションに対して、「年々、平均的にプレゼンテーションの内容が向上していると感じます。周 りに埋もれず、アピールできるように工夫することが重要です」「多様なプレゼンテーションに感動しました。メンバーの成長とともに、チームとしての成長も 見据えてください」「チャレンジセンターのバックアップがある皆さんは、恵まれた環境にあると思います。夢を追って、主体的なプロセスや未知の世界であが くことで、人は大きく成長するものです。さらなるチャレンジを期待しています」「素晴らしい内容でしたが、自分たちが感動したことをもっと伝えてほしかっ たと思います。そのために原稿を棒読みするのではなく、顔を上げて自分の言葉で訴えてください」などの講評が寄せられました。

最後に同セ ンターの木村英樹所長(工学部教授)が、「いずれもレベルの高い発表内容で、グッドプレゼンテーション賞と僅差のところもありました。複数のプロジェクト が連携することで、相乗効果が生まれて幅広い活動に広がってきています。言葉を吟味して感動を伝えられるよう、講評を来年度に生かしてください」と締めく くりました。

※「グッドプレゼンテーション」賞の受賞団体は以下のとおりです

あにまるれすきゅープロジェクト(阿蘇キャンパス)
Tokai Formula Club(湘南キャンパス)
キャンパスストリートプロジェクト(湘南キャンパス)

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