環境キャラバン隊が「2014年度夏季キャラバン」を開催しました

環 境キャラバン隊が9月10日と9月12日に、相模原市立東林小学校および秦野市立広畑小学校の4年生を対象に「2014年度夏季キャラバン」を開催しまし た。この活動はメンバー扮するエコレンジャーが登場、環境劇を通じて児童たちにエコの大切さを伝えることを目的としており、今回で5回目の開催となりまし た。

環境劇ではゴミに関する○×クイズを出題。「3Rは、リデュース(ゴミを減らす)、リユース(再利用する)、リサイクル(再び資源と して利用する)。5Rはこれにリフューズ(不要なものは買わない)とリペア(修理して長く使い続ける)が加わる」といった説明をしました。子供たちのエコ に関する知識が深まるほど強くなるエコレンジャーは、児童の応援を受けて環境破壊を企てる悪者を倒し、地球の平和を守りました。

次に4、 5人のグループに分かれて体験授業も行いました。メンバーは、ゴミを処理するのにもお金がかかることを伝え、少しでもゴミの量を減らすために普段の生活で も実践できるよう「擬似購入体験」を実施。バーベキューの材料を購入するときに、お肉や野菜のパック売りとバラ売りではどちらがゴミを減らすことができる のか考え、児童たちは2000円の予算でどんな買い物をしたか発表しました。中には店員役のメンバーへの会計時に「商品(肉類など)を包むビニール袋は要 りません!」と、ゴミの削減に対してアイデアを出す児童の姿を見ることができました。

メンバーの梅津麻衣さん(教養学部人間環境学科自然 環境課程2年次生)は「今回は『子どもたちが自ら環境について考えられるようになる』ことを意識して、キャラバンを行いました。劇への反応や擬似購入体験 を通じて、積極的に個人やグループで意見を出す姿があり、私たちの期待通りの反応でうれしく思います。企画では、昨年までと異なり、テーマを『ゴミ』だけ に絞ることで子どもたちが環境問題をより身近に意識でき、座学だけでは知ることが難しい情報も伝えられたと思いました。これからも続けていきたいです」と 語りました。

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