人力飛行機チームが鳥人間コンテストに出場しました

「ライトパワープロジェクト」の人力飛行機チームが、7月26日に滋賀県の 琵琶湖で行われた「第37回鳥人間コンテスト2014」(主催:読売テレビ)に出場しました。この大会は、毎年7月に開催される人力飛行機の大会で、「滑 空機部門」「人力プロペラ機タイムトライアル部門」「同ディスタンス部門」があり、書類選考を通過した個人や団体が出場することができます。東海大学から は過去27回出場しており、今回は2010年以来4年ぶりの出場となります。

学生たちは、琵琶湖に設けられる500mのコースでの往復タ イムを競う「人力プロペラ機タイムトライアル部門」への出場を目指して昨年から2年がかりで新たな機体「かもめ」を製作。昨年秋からテストを重ねながら、 機体の改良を進めてきました。本学同窓会滋賀支部や人力飛行機チームの卒業生、学生の父母らも応援に駆けつけた大会では、スタート台から無事飛び立つも、 往復地点の直前で着水。記録こそ残せませんでしたが、観客からは大きな拍手が送られました。

学生リーダーの三宅真亜子さん(工学部3年次 生)は、「今回の機体では、飛び上がった後に前輪を電動で胴体にしまい込む仕組みや、尾翼を電動で動かすシステムをなど新しいことにもチャレンジしまし た。これらの部品が無事に機能し、無事に飛び立つことができたことは一定の成果だったと思います。また、多くの卒業生の方に応援していただけたことで、今 後への励みと来年も出場しなければという、責任感も感じています。チームではすでに、琵琶湖での飛行データを分析し、改良点の洗い出しも進めています。来 年こそはぜひコースを飛び切り、優勝を目指します」と話しています。

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