病院ボランティアプロジェクトが「第15回院内コンサート」を開催しました

病 院ボランティアプロジェクトが8月20日、東海大学医学部付属病院にて入院している患者さまとそのご家族を対象に、「第15回院内コンサート」を開催しま した。本プロジェクトは、患者さまの入院生活における不安を和らげる活動を行っており、その一環として、毎年夏と冬の時期に「季節を感じられるコンサー ト」を開催しています。

今回で15回目を迎えた「院内コンサート」ではテーマを”夏祭り”に設定し、早稲田大学三味線サークル「三津巴」 と色鮮やかな衣装でよさこいを舞う「いせはら舞呼」をお呼びして、日本のにぎやかな祭りを感じられるイベントを企画しました。三味線の響きや音色とよさこ いの舞いに加え、メンバーが夏祭りの屋台や花火をモチーフにした飾りで会場を演出し、病院のロビーがパッと華やかで明るい雰囲気になりました。

当 日は166人の方が来場し、久々に家族との団欒のひと時を過ごす患者さんもいました。アンケートでは80%以上の方が満足との回答で、中には「演奏を聴け て前向きになれました」「一時でも病気の重い心を癒し、そして忘れさせてくれてありがとうございました」といった感想をいただきました。

プ ロジェクトリーダーの大西康仁さん(工学部建築学科2年次生)は「前日までの企画の統括に不足点があり慌しく当日を迎えました。しかし、リハーサルの際に 生じた問題点も当日には改善ができ、全メンバーが各自の役割をタイムスケジュールに沿って行えました。患者さんへの笑顔のコミュニケーションがまだまだ足 りないと感じたので、プロジェクト一人ひとりがコンサートをもっと盛り上げて僕達の元気なパワーを分けてあげたいと思いました」と語っています。

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