ライトパワープロジェクトが「エコカー教室」を開催しました

ラ イトパワープロジェクトが7月9日、湘南校舎で秦野市立大根小学校の4年生を対象とした「エコカー教室」を開催しました。同教室は秦野市と地域連携の一環 として2006年から毎年行っており、今年で9回目の実施となりました。最先端の技術が集積されたソーラーカーの見学を通じて、小学4年生が学習している 光電池と蓄電池について深い知識を持ってもらうとともに、地球環境保全の大切さについて学んでもらうことを目的とするもので、児童80名が参加しました。

当 日は、屋外で実際にソーラーカーと電気自動車を見せながら「なぜ車体がこのような形になったのか」「このソーラーカーにはどれだけの発電能力があるのか」 などの説明をした後、構内にある中央通りでソーラーカーと電気自動車のデモ走行を行いました。走行後は1号館の教室に移動し、メンバーの塚越繁之さん(工 学部2年次生)横井泰之さん(同1年次生)が電気自動車とソーラーカーについて説明し、ソーラーカーチーム監督の木村英樹教授(同)が、地球温暖化などの 環境問題の観点からエコカーが今後どのように活躍していくかを、燃料電池車やガソリン車の燃費について触れながら説明しました。木村教授が、「最高速度は 何キロですか?」という児童からの質問に、「理論的には時速160kmまで出る」と答えたところ、「電気自動車やソーラーカーが速くて驚いた!」という感 想が聞かれました。

プロジェクトメンバーの伊藤参里さん(同1年次生)は「デモ走行と講義を楽しんでもらえたようで、参加してくれた児童 は集中して説明を聞いてもらえました。また、車体内部の見学では多くの質問もいただきました。参加者が簡単な作業でアクションを起こせるようにすると、よ り楽しくエコについて理解していただけると思いました」と語りました。

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