ライトパワープロジェクトが中心となって「科学技術教室」を開催しました

ラ イトパワープロジェクトが3月2日、湘南キャンパス8号館で「科学技術教室」を開催しました。このイベントは神奈川県内の小学生を対象に、ものつくりの楽 しさを知ってもらうことを目的に実施したものです。ものつくりに携わる東海大学のチャレンジプロジェクトや団体、自衛隊神奈川地方協力本部と共催し、児童 やその保護者ら136名が来場しました。

当日は、ライトパワープロジェクトのソーラーカーチームが2011年型Tokai Challengerの乗車体験を行うとともに、2013年型Tokai Challengerを展示。同プロジェクトの人力飛行機チームは、ストロー飛行機の作成やオリジナルの後縁材を使った飛行機を飛ばす体験のほか、プロペ ラや翼、機体フレームの模型などを紹介しました。また、Tokai Formula Clubが、フォーミュラカーの試乗ができるブースを出展。サイエンスコミュニケーターが人工イクラを作成し、それを使った小物を作成しました。イベント 中には、自衛隊神奈川地方協力本部のゆるキャラ「はまにゃん」が登場。同本部は、戦車や戦闘機のペーパークラフトの作成や制服の試着も実施しました。

参 加した児童は、笑顔で楽しそうに会場を巡って各団体のブースの企画に取り組み、「ソーラーカーが見られてよかった」「ペーパークラフトが楽しかった」「人 工イクラが作れてよかった」と話していました。学生に多くの質問をする児童もおり、科学技術について興味を持つ様子が見受けられました。また、保護者の 方々からは「貴重な体験をすることができ、子どもと一緒に楽しめました。大学生の対応が親切でよかったです。また来年も楽しみにしています」といった声が 聞かれました。

ライトパワープロジェクトの金澤七海さん(工学部1年次生)は、「参加してくださった児童やその保護者の方々、各団体のス タッフの笑顔を見て、この教室を楽しんでもらえたと感じました。児童に向けたアンケートには『科学のことがよくわかった』という回答もあり、教室の目的で もあった『ものつくりの楽しさ、科学の楽しさを伝え、科学に興味を持ってもらう』ことを達成できました。また、各団体のスタッフから『この教室に企画を提 供し、参加して良かった』という声があがり、プロジェクト活動のさらなる活性化を図る力になったと思います。一方で各ブースの待ち時間が長いなど、運営面 の問題もありました。来年の開催を楽しみにしている方のためにも、今回の反省点を生かしてよりよい科学技術教室にしていきたい」と語りました。