MAPが東日本大震災復興チャリティーコンサートを開催しました

Music Art Project(MAP)が2月23日、宮城県・仙台サンプラザホールで東日本大震災復興チャリティーコンサート「NEVER GIVE UP~今、私たちにできること~」を開催しました。多くの方に音楽の楽しさや素晴らしさを知ってもらいたいという思いから、学内外問わず多彩な音楽活動を 展開しているMAPは、2011年夏と2013年春の2回にわたり、東日本大震災の復興支援を目的としたチャリティーコンサートを湘南キャンパスで実施し てきました。その中でメンバーたちは、「震災を忘れないことが、誰にでも取り組める復興支援の一つ」「実際に被災地に行ってコンサートを開きたい」という 思いを募らせ、宮城県仙台市でチャリティーコンサートを開くことを2013年度の活動目標に設定。昨年7月ごろから、宮城県内にある小中学校の吹奏楽部や 合唱部に参加を呼びかけるなどして準備を進めてきました。

当日はMAPメンバー40名のほか、仙台市や名取市などから集まった小中学校9 校の生徒約300名が、会場に詰めかけた約500名の観客を前に演奏を披露。第1部ではMAPが単独で”故郷”をテーマにした創作音楽劇を、そして第2部 では小中学校ごとに演奏を行いました。第3部ではMAPメンバーと小中学生が全員でステージに上がり、『オリジナルスマイル』『花は咲く』の2曲を演奏し てコンサートの幕を閉じました。

プロジェクトリーダーの石川健斗さん(教養学部3年次生)は、「同じ音楽をやっている者同士、一緒に演奏 をして皆さんに元気を届けたい――という思いから、地元の小中学校にもコンサートへの参加を呼びかけました。多くの人と一つのステージを作り上げるのは大 変でしたが、これまでにないほどの達成感を味わうことができました。今後も1年に1回は学内チャリティーコンサートを開くなどして、東日本大震災を忘れず に次の世代に伝えていきたい」と話しています。