海の森プロジェクトが由比漁港の「浜の市」に参加しました

清 水キャンパスを拠点に活動しているユニークプロジェクトの「海の森プロジェクト」が、2月9日に静岡市清水区の由比漁港で開催された「浜の市」に参加しま した。本プロジェクトは由比漁業協同組合の協力を得ながらコンブやワカメを養殖し、その二酸化炭素吸収量を計測して地球温暖化対策としての効果を調べると ともに、海藻類の活用法を研究して地域に貢献することを目指して2012年度から活動している団体です。

学生たちは昨年12月から、漁業 協同組合に加盟する漁師の指導を受けながらコンブとワカメを養殖。2月9日には午前7時半から沖合の養殖場で育てられてきたワカメを収穫した後、1kgず つ袋詰めにして「浜の市」で販売しました。午前8時ころから始まった市では、売り場に行列ができるほどの人気を博し、2時間ほどですべて売り切れました。

リー ダーの杉本朋美さん(海洋学部水産学科生物生産学専攻3年次生)は、「海が育ててくれた私たちの商品を多くの方が楽しみにしてくれていることをうれしく思 うとともに、地元の海の幸が持つ魅力を再発見できました。これからも地域の方の役に立てるよう、積極的に活動していきたい」と語っています。

本プロジェクトでは、3月9日に開催される「浜の市」でもワカメなどを販売する予定です。