熊本地域プロデュースプロジェクトが特別講演会を開催しました

熊 本キャンパスで活動する「熊本地域プロデュースプロジェクト」(熊プロ)が1月14日、同キャンパスで特別講演会「『のうぎょう』ってこんなにすごい!~ 農業から学ぶ地域振興」を開催しました。熊プロは熊本の「農業」「観光」「スポーツ」をキーワードに、地域の良さとその地域にあるさまざまな観光資源の PRを目指して活動を展開しています。今回の講演会は、その活動の一環として初めて開催したもの。テレビ会議システムを通じて農学部のある阿蘇キャンパス にも配信され、約40人が参加しました。

今回は米農家でNPO法人九州バイオマスフォーラム副理事長のERI(大津愛梨)氏を講師に招 き、昨年熊本県阿蘇地域が「世界農業遺産」に認定されたことを受け、阿蘇の農業から発信していく地域振興についてお話を伺いました。世界から認められた阿 蘇の景観や農業、文化といった地域の資源を次世代につなげるために、やらなくてはならないことを探るとともに、農業を通じた地域貢献のあり方を考えること を目的としています。

阿蘇地域で無農薬米の栽培に取り組みながら、地域の豊富な有機資源を生かし、農村の価値を高める活動を続けている ERI氏は、NPO法人副理事長や阿蘇市による阿蘇環境デザイン策定委員なども務めており、今回の世界農業遺産認定にも尽力。講演では、それらの経験も踏 まえて、「農業のあるべき姿や仕事には、食べ物やエネルギーを作ることはもちろん、景観を守ることや自然や遊びの場となること、次世代に伝承していくと いった役割がある」と話しました。メンバーたちは、「初めての講演会開催で反省点も多かったが、阿蘇キャンパスの学生とも連携して実施できた点は良かっ た。今後もさまざまな視点から地域振興を考える機会を作っていきたい」と話しています。