病院ボランティアプロジェクトが第14回癒しのイベントを開催しました

病 院ボランティアプロジェクトが12月11日、東海大学医学部付属病院において患者さまとそのご家族を対象に、第14回癒しのイベント~サンタからのクリス マスプレゼント~を開催しました。本プロジェクトは、同病院を拠点に、病棟におけるベッドサイドのケアをはじめ、患者さまの不安を軽減させるための活動を 実施しており、本企画はその一環として毎年2回、夏と冬に実施しています。

今回は、サンタクロースの家に患者さまを招き、音楽会をプレゼ ントすることをコンセプトに企画を練り上げました。会場のホールには、プロジェクトメンバーが描いたツリーや暖かな暖炉の絵を飾り、サンタの家で過ごすク リスマスを演出しました。コンサートでは、教養学部芸術学科で音楽療法を学ぶ学生達や、伊勢原市で定期的に音楽会を実施し、昨年もご出演いただいた伊勢原 混声合唱団が、クリスマスメドレーを中心に演奏を披露しました。また、入場いただいた皆さまに、プロジェクトメンバーのデザインによるクリスマスカードを お贈りしました。

イベント終了後に実施したアンケートでは「音楽は病める人や病んでいない人の心も癒してくれるもの。元気なときのコン サートも良いが治療中の今でもありがたい」「この時期に入院していて良かったです。素敵なプレゼントありがとう」などの声を頂きました。企画リーダーの大 西康仁さん(工学部建築学科1年次生)は、「プロジェクトに参加して初めてイベントのリーダーを担当したので、どのように進めていけばいいのか、わからな いことばかりでした。しかし、たくさんの患者さまが笑顔で音楽を聞かれている姿を目にして、準備の苦労も吹っ飛びました」と語りました。