3.11生活復興支援プロジェクトが復興ステーションの設置を行いました

3.11 生活復興支援プロジェクトが8月17日・18日、小田原市いこいの森で行われた「森と木に包まれる夏まつり!」にて復興ステーションの設置を行いました。 復興ステーションとは、間伐材を用いて作成したユニット(※)をシンボルとして統一されたデザインの空間になっており、被災地やプロジェクト活動に関する パネル展示、組手什の体験ワークショップ、東北物産展などを開催するスペースです。

今回のイベントでは、2日間を通して62名の方にお越 しいただきました。ブースの前に設置した組手什で児童達が遊び、その間保護者の方へプロジェクト活動について説明を行いました。保護者の中には東北出身の 方も多く、熱心に話を聞いてくださる方や、東北の方々へのメッセージカードを設置していたところ、多くの方に記入をしていただきました。また物産展では多 くの方々に商品をお買い上げ頂きました。今回の売り上げ(6,830円)は、後日、取引先の三陸ふるさと振興株式会社道の駅さんりく、大船渡市民の方に郵 送されます。

森と木に包まれる夏まつり!主催の方から「大学生でボランティア活動を行っているのは良いことだ。これからも頑張って活動し てください」といった励ましの言葉を頂き、商品をお買い上げ頂いた方からは「東北物産展です。と宣伝するより、もっと支援という事や売り上げが還元される 事を前面に出した方が良いのではないか」など販売方法や配置などのアドバイスを頂きました。

今回活動に参加したメンバーの城森大地さん (情報理工学部コンピュータ応用工学科1年次生)は「物産展で多くの方に商品をお買い上げ頂いたほか、被災地の現状を綴ったビラの配布、メッセージカード への記入をして頂くことができた。しかし、プロジェクト内での情報共有不足や、復興ステーションのレイアウトが一部閉鎖的な空間が出来てしまっていた上 に、一見しただけではどんな活動をしているかわからないものになっていた。今後は、担当者の責任と情報共有の仕方の徹底はもちろんのこと、お客様が立ち寄 りやすい開放感のあるレイアウトを考え、物産展ではなく復興支援をしているとわかる呼び込みを行っていきたい」と語りました。

※間伐材(縦11mm×横55mm×長さ1000mm)を交互に組み、端に穴を開け金属の棒で固定したもの。動かして角度を変えることができ、運びやすく、他のユニットと組み合わせることも可能。様々な場所・場面に対応できる。