サイエンスコミュニケーターが「2013年度中高生のための理科体験授業と交流会」に参加しました

サ イエンスコミュニケーターが8月6日、湘南キャンパス 16号館にて付属中高生を対象に「2013年度中高生のための理科体験授業と交流会」に参加しました。このイベントは、中高生を理系進学に繋げるための委 員会が主催となり、東海大学理工系学部の先生方による体験授業等を学園オリンピック・スポーツ大会と同時開催し、理工系進学を身近なものにする機会とする ものです。

今回の体験授業では「光と色の実験」「ケミカルライト」「バンジーチャイム」の三つの実験を行いました。
・光と色の実験・・・光と色素系(プリンターでの三原色など)三原色の違いを伝えることを目的とした実験ショー。実際に観て確認してもらうと同時にフリップを用いた原理説明。
・ケミカルライト・・・化学発光の多様性やおもしろさから化学に対して興味を与えることを目的とした実験ショー。ケミカルライトを用い、電気がなくても光を発生させることのできる謎についてフリップを交えながら原理説明。
・バンジーチャイム・・・真鍮製の細いパイプを用いた音に関する体験型実験ショー。長さの異なる真鍮製のパイプを床に落とすことにより、音楽を奏でる。フリップを用いて長さと音の関係を説明。

参加した生徒からは「参加型の実験ショーがあったのが楽しかった」「当たり前だった現象や反応が科学と密接に絡み合っていることを知ることができた」「家や学校ではできない経験ができた」といった意見を頂きました。
メ ンバーの笹原 新平さん(理学部化学科2年次生)は「参加者の方から授業の説明を熱心に聞いてもらうことができた。しかし、今回行った実験で原理の説明など不十分な点が あり、次回も同様の企画を実施する場合は、この点も考慮して実施したいと考えている。参加者に楽しんでもらえるという点では目標を達成ができた」と語って います。