サイエンスコミュニケーターが第5回科学喫茶『知って得する保存の科学~これであなたも保存の達人!?~』を開催しました。

サイエンスコミュニケーターが7月6日、東京海洋大学品川キャンパス(サブ会場:東海大学湘南キャンパス)で第5回 科学喫茶『知って得する保存の科学~これであなたも保存の達人!?~』を開催しました。

科学喫茶とは科学の各分野の専門家を講師にお招きし、講師と参加者が語り合う企画で、2011年の開催より今回で5回目の開催となりました。メイン会場を東京海洋大学、サブ会場を東海大学湘南キャンパスとし、インターネット中継で繋ぎ同時開催しました。

今 回のテーマは「食品の保存」。冷凍保存の権威である東京海洋大学 海洋科学技術研究科食機能保全科学専攻 鈴木徹教授を講師としてお招きし、「野菜の保存 はどうしたら良いの?」「冷蔵や冷凍しても良いものは何?」など、食品の保存について日頃から疑問に思っていることを、『科学の視点』から考える講義が行 われました。途中クイズを設け、参加者に自ら楽しみながら学んでもらい、自宅で利用できる実践的な知識を得てもらいました。

イベント終了後、参加者に回答頂いたアンケートでは「生活に密接に関わる問題で日常生活に役立つので良かったです。学生だけではなく主婦のためにもなりました」などの声を頂きました。

プ ロジェクトリーダーの平田将大さん(教養学部人間環境学科3年次生)は「主婦の方や学生から『とてもためになった』という声や『また同じようなテーマで やって欲しい』といった声をいただくことができ、私たちの活動目的である”科学にあまり触れることのない人にも科学を楽しんでもらう”ということを達成す ることができたと考えています。さらにイベントの質を高め、今後も今回のような身近なテーマを積極的に行っていきたい」と語っています。


<写真:東海大学 会場>


<写真:東京海洋大学 会場>