TICCが「日本文化交流会」を実施しました

Tokai International Communication Club(TICC)が3月26日に翰林(かんりん)日本語学院(神奈川県横浜市)で「日本文化交流会」を実施しました。

翰林日本語学院は外国人のための日本語学校で、世界中の様々な国から留学生が通学しています。しかし、留学生は日本語を学んでいるのにも関わらず、実際に使う機会が少ないという問題を抱えています。

そこで本プロジェクトは 留学生の為に、”日本人と交流する機会”を設けようと、プロジェクト設立当初より、日本の文化を楽しみながら伝える交流会を行っています。

今回はプロジェクトメンバー14名と、タイや韓国などの留学生18名で、緊張をほぐすためのジェスチャーゲームと日本の食文化体験のためのおにぎり作りを実施しました。

ジェスチャーゲームはカードに描かれた動物を、声を出さずに身体の動作だけで相手に伝えるものです。プロジェクトメンバーがお手本としてジェスチャーをしたところ、留学生も恥ずかしがること無くゲームに参加し、大いに盛り上がることが出来ました。

おにぎり作りでは、鮭フレーク、おかか、梅干、昆布の4種類の具を用意。馴染みのある「サーモン」や、外国人に人気のあるお好み焼きに載っている鰹節の味は留学生の口にも合ったようでした。プロジェクトメンバーは、「おにぎりはコンビニにも常に置いてある、日本の代表的な料理です」と留学生に伝えました。

イベント後に行なったアンケートでは「イベントは楽しかったか」の項目に5点満点中平均4.82点。「日本の食文化は体験できたか」は平均4.47点と、ほとんどの方がイベントを楽しんでくれました。感想欄には「思い出になった(タイ人女性)」「また交流会をしたい(タイ人男性)」などの感想を頂き、「お好み焼きを作ってみたい」と次回への要望も頂きました。

プロジェクトメンバーの浅上佳奈子さん(教養学部国際学科1年次生)は「これまで年1回のみの開催だった本企画が、2014年度は2回開催出来たことが成果として挙げられます。反省点としては、タイムスケジュールの共有が不十分でした。次回はメンバー全員で情報を確認しながら進めていきたい」と語りました。

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