人力飛行機チームが鳥人間コンテスト2015に出場します

チャレンジセンター「ライトパワープロジェクト」人力飛行機チームが、7月25、26日に滋賀県彦根市で開催される「第38回鳥人間コンテスト2015」(主催:読売テレビ)に出場します。この大会は、毎年7月に開催される人力飛行機の大会で、「滑空機部門」「人力プロペラ機タイムトライアル部門」「同ディスタンス部門」があり、書類選考を通過した個人や団体が出場します。東海大学からは過去28回出場しており、昨年度に引き続き2年連続の参加となります。

学生たちは、琵琶湖に設けられる500mのコースでの往復タイムを競う「人力プロペラ機タイムトライアル部門」への出場を目指して、昨年の機体「かもめ」のコンセプトを引き継いで軽量化などを図った「ナーハホルガー(後継者)」を製作。4月上旬から休日などを利用してテストフライトを行っています。また、完走できなかった昨年大会の反省をもとに、パイロット班を結成。昨年12月から本学の陸上競技部をはじめとする部活動の科学的なトレーニングをサポートしている「スポーツ医科学研究所」の指導を受けながら、筋力や体幹を鍛えるトレーニングを重ねています。

チーム代表の花井彰充さん(工学部航空宇宙学科3年次生)は、「チームでは週2回ずつ班長会議を開いて課題や進捗状況を共有するなど、メンバー同士で協力しながら準備を進めています。完走するのはもちろん、今年こそ優勝したい」と決意を語っています。また設計を担当した稲光雄大さん(同)は、「昨年は全く新しい機体だったため、未知数のことも多かったのですが今年はそのデータを参考にしながらより細かいところまでしっかり設計できていると思います。大会までの準備期間はあとわずかですが、改良を重ねて来年度以降につながる結果を残したい」と話しています。またパイロットの鷹栖啓将さん(同2年次生)は、「私の使命はしっかりとペダルをこいでゴールすること。前年度の雪辱を果たすためにも、強い意志を持って頑張ります」と語っていました。

チャレhp報「鳥人間」01.jpg

チャレhp報「鳥人間」02.jpg

チャレhp報「鳥人間」03.jpg

チャレhp報「鳥人間」04.jpg

チャレhp報「鳥人間」05.jpg