ライトパワープロジェクトがWEM「エコノムーブ・ライト Aクラス」で初優勝

ライトパワープロジェクト・電気自動車チームが5月4、5日に、秋田県大潟村ソーラースポーツラインで開催された電気自動車の省エネルギーレース「ワールド・エコノ・ムーブ2015」(WEM)に2台体制で参加。1周1.1kmのショートコースを、市販されている電動式のミニカートで走行してその距離を競う「エコノムーブ・ライト」のA クラスにマシン『INAZUMA Ⅱ』で参戦し、初優勝しました。

企業や高校などによる6チームと争った5日の本選では、走行直前に電気系統のトラブルがあり出場が危ぶまれましたが、メンバーたちによる必死の修理でマシンは状態を持ち直しました。レース中はエネルギーを効率的に使い、ドライバーも安定した走行を見せて16周をマーク。2位とわずか1周差と、実力の拮抗した厳しい戦いを制して見事頂点に立ちました。

なお、同じバッテリーを使って1周2kmのコースを走行し、その距離を競う「鉛蓄電池」のオープンクラスには「ファラデーマジック2」で臨みましたが、バッテリーの充電ミスやモーターの不調もあって26チーム中12位に終わりました。

メンバーは、「エコノムーブ・ライトでは目標としていた優勝を飾ることができ、本当にうれしい限りです。結果に満足することなく、電気系統の弱点を改善して2連覇を目指します。また、鉛蓄電池のオープンクラスでは満足いく結果を残せませんでした。より小型で空気による抵抗を受けにくい車体を製作し、次こそはトップを狙います」と語りました。

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