サイエンスコミュニケーターが「子ども科学館フェスティバル」にブースを出展しました

サイエンスコミュニケーターが5月4、5日に伊勢原市立子ども科学館が主催した「伊勢原市立子ども科学館フェスティバル」に、ブース「箱の中に虹?!~分光器を作ろう~」を出展しました。本プロジェクトではこの催しに毎年参加しており、今回は”身近な光の性質を紹介することで、科学について多くの人に興味を持ってもらう”ことを目的としました。

両日とも光を波長ごとに分散させる分光器の手作りキットを配布し、完成した分光器を使って白色光を赤や青といった多彩な色に分ける実験のほか、ロボットアームを操作して柔らかいボールをつかむ実験も行いました。

参加した小学生は、「光の色が変わるのが不思議で、とても面白かった!」と目を輝かせていました。また、保護者の方々からは「分光器の作り方を学生さん達が丁寧に教えており、子ども達も興味津々でした。このようなイベントにまた参加させたい」といった感想を頂きました。

中山梓さん(工学部応用化学科2年次生)は、「仲間同士で助け合いながら、トラブルなく終えることができました。小さいお子さんに実験の内容を伝えることが予想以上に難しく、簡単な言葉でじっくり説明することの大切さを学びました。この経験を次のイベントに生かしていきます」と語りました。

チャレhp報告「サイコミ子どもフェス」01.jpg

チャレhp報告「サイコミ子どもフェス」02.jpg