JCDAがセミナー&ワークショップ「誰がマイノリティなのか?」を初開催しました

Japan Community Development Association(JCDA)が5月21日、セミナー&ワークショップ「誰がマイノリティなのか?」を湘南キャンパスで初開催しました。本プロジェクトは”バングラデシュで民族教育・文化の継承保護活動や女性の地域向上活動を行う”ことを目的に今年度から発足。このイベントは、今後の活動に向けて異なる国にルーツを持つ人同士が互いのアイデンティティーを尊重し、共存していくために必要なことを学ぶことを目的に実施。地域住民や学生ら約50名が参加しました。

当日は、教養学部国際学科の荒木圭子准教授が基調講演を実施。「社会的に主流派でない国家や人々などをマイノリティ、多数派をマジョリティと呼ぶ場合があります。両者の線引きは明確と思われがちですが、実は曖昧なことが多い。異文化理解においてはその点について、十分に注意を払うことが重要です」と力説しました。

続いて参加者は、言葉や自分が認識するルールの通じない状況を作り、異文化交流を疑似体験するカードゲーム「バーンガ」に取り組みました。普通とは違うルールのカードゲームが行うことで、不安やもどかしさなど、少数派における感情を体感しました。

プロジェクトメンバーの麓 和樹さん(教養学部国際学科2年次生)は「他大学生や一般の方達など、普段接する機会の無い人の意見がとても新鮮に感じました。そういった意見を吸収し、自分の考えや理解を柔軟にできる良い機会でした。企画としては、多くの箇所でリーダー任せにしてしまった反省点があるので、これからはメンバー一人ひとりが自覚を持って実行に移していきたいです。」と語りました。

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