阿蘇援農コミュニティープロジェクトがアスパラガスの短期援農を実施しました

阿蘇援農コミュニティープロジェクトが5月31日と6月14日に熊本県阿蘇郡西原村のアスパラガス農家へ短期援農を実施しました。本プロジェクトは阿蘇地域の農家を対象に定期的に支援を行っており、5月3日のトマト農家への訪問に引き続き、休日を利用した活動を実施しました。

新メンバー12名を含む17名のプロジェクトメンバーが参加。5月31日の活動では、主にアスパラガスの摘芯(※)作業を行い、農業の知識を身につけながら農家の方やメンバー同士との交流を深めました。農家の方に作業を教わりながら、周囲と比べて濃い緑色で、葉や茎が前かがみになっている芽を摘み取りました。また、6月14日の活動では、作物を支える網の位置変えと、病原微生物を駆除するため農薬の散布を行い、アスパラガスの枝が網に引っ掛かり、折れることが無いように注意しながら作業を進めました。

支援した農家からは「次も援農を希望します、今度も宜しくお願いします」といったご感想をいただきました。

プロジェクトメンバーの田中華子さん(農学部応用植物科学科3年次生)は「初めての援農活動でしたが大学の実習とは異なり”商品を扱っている”ので責任感をもって作業に臨めました。良い経験になりました」と語りました。同じく、プロジェクトメンバーの田中樹子さん(農学部動物学科1年次生)は「農家の方の力になれるか不安でしたがなんとか作業が出来ました。アスパラガスの葉を初めて見て、触れることに感動しました。また、活動を通じて異なる学科の友達もでき、丸1日の農作業に疲れましたが、達成感を感じています」と語りました。

※摘芯・・・芽先を摘み取ること。成育がさかんな頂芽を摘み取ることで、腋芽の発育や側枝の発生を促し、作物の収穫量を増やす。

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