3.11生活復興支援プロジェクトが石巻市立相川保育所にて「紙飛行機づくりやペットボトルロケット飛行体験」を初開催しました

3.11生活復興支援プロジェクトが8月6日に石巻市立相川保育所にて「紙飛行機づくりやペットボトルロケット飛行体験」を初開催しました。これは、津波で流失した相川保育所の高台移転工事が進む中、園庭の一部しか使用できず、遊べる場所や遊び方が限られている子ども達に、普段とは少し違った遊びを楽しんでもらおうと本プロジェクトが企画。3種類の『紙飛行機』の作成と、水と空気を使って飛ばす『ペットボトルロケット』の打ち上げを実施しました。

紙飛行機づくりでは、園児と同プロジェクトの学生がペアになり、ヘソ飛行機、イカ飛行機、紙グライダーを作成。紙飛行機には、子ども達が将来の夢やイラストなどを描き、完成した飛行機を、全員で一斉に飛ばしました。

ペットボトルロケットでは、事前に学生が本体を製作しておいたロケットを、子ども達が色紙やペンを使って装飾を施しました。ロケットを屋外に運び、水と圧縮空気を注入。勢いよく飛び出すロケットに子ども達は目を輝かせていました。

最後に、工作を頑張った子ども達全員に、メンバーが手作りのメダルをプレゼントしました。

保育所の先生方からは「紙飛行機、ペットボトルロケットどちらとも楽しい内容となっていたので感謝しています」「普段とは違った子どもたちの笑顔が見られ、非常に嬉しかった」「学生達の笑顔が素晴らしい」とお褒めの言葉をいただきました。

プロジェクトメンバーの大村絵理さん(法律学部法律学科1年次生)は「私が担当した園児は、ペットボトルロケットが打ち上がる度に、ロケットをじっと見つめており、自分の番になるととても張り切っていました。イベント中、その子が手作りした紙飛行機をずっと離さず持っていてくれたことが嬉しかったです。本企画が子ども達の楽しい思い出となることが出来たと思います」と語りました。

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