TICCが「宿題サポートプロジェクト」を開催しました

Tokai International Communication Club(TICC)が8月5、6日と19・20・21日の計5日間、秦野市在住の外国籍の子ども達を対象に、夏休みの宿題を支援する「宿題サポートプロジェクト」を開催しました。本プロジェクトは、参加者や両親が外国籍といった”外国につながりを持つ秦野市在住の子ども達”に対し、春セメスター期間の毎週2回、日本語を教えるとともに普段の学習をサポートする『にこティー教室』を実施しており、本企画はその延長として夏休みの宿題に特化したものです。2011年より行っており、今年で4回目の開催。期間中は毎回10人以上の、ブラジルやペルー、ボリビアなどにつながりを持つ小学生から高校生が集まり、のべ45名が参加しました。

同市立南公民館の会場ではメンバー達が、算数や国語などの夏休みの宿題について参加者からの質問に答えるとともに、作文や自由研究のテーマを一緒に考える姿も見られました。参加者した児童からは、「宿題が進み、大学生と交流ができたことがとても楽しかったです」といった声が聞かれました。

企画責任者の前場美里さん(文学部日本文学科2年次生)は、「日本に来てまだ日が浅い子ども達は、一人の力だけで夏休みの宿題を解くことが難しいといった状況があります。この催しを通じて、少しでも手助け出来れば嬉しい」と語りました。

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