5プロジェクトが「世界一行きたい科学広場in熊本2015」にブースを出展しました

8月9日に熊本キャンパスで開催された「世界一行きたい科学広場in熊本2015」に、チャレンジセンターの5プロジェクトがブースを出展しました。この催しは、東海大学のTo-Collaboプログラムに採択された「科学コミュニケーション活動を通じた地域活性化プロジェクト」の一環として、本キャンパスの教職員で構成された同実行委員が主催し、約2,300名が来場しました。

熊本キャンパスで活動する「先端技術コミュニティACOT」は磁石とコイル、電池で簡易モーター作りを体験できるブースを出展。「メカトロマイスター」は、6月に行われたレスキューロボットコンテストの神戸予選で使用した機体を操縦できるコーナーを設けました。湘南キャンパスの「サイエンスコミュニケーター」は、真空の中でマシュマロやジュースなどがどのように変化するか観察する実験を実施。ユニークプロジェクト「ポリヘドロン工作隊」は、工作用紙を使って多面体を工作する体験イベントを開催しました。

初参加した清水キャンパスの学生によるユニークプロジェクト「ワンダフル・マリンアニマルズ」では、ペットボトルや梱包材などの廃棄物などで製作したミツクリザメやアオウミガメといった海洋生物のロボットをプールで泳がせ、集まった児童にそれぞれの生物の特徴を説明。実際にロボットに触れてもらいながら、「本物のサメの体表にも少しザラザラした感触のサメハダと呼ばれる皮膚があり、これで水の抵抗を減らしているという説もあります」と解説しました。参加者からは、「ロボットは動きや触った感触が本物そっくりで、感動しました。大学生の皆さんのお話はわかりやすく、海の生き物についての本を読んでみたいと思いました」といった声が聞かれました。

プロジェクトリーダーの石垣太陽さん(海洋学部水産学科生物生産学専攻3年次生)は、「プールの設営やロボットの運搬など大変でしたが、イベントを通じて多くの方々に海洋生物の魅力を伝えられたと考えています。一部ロボットの不調があり、イベントの流れが悪くなるところがあったので、次回以降はそこを改善していきたい」と語りました。

なお、「サイエンスコミュニケーター」「先端技術コミュニティACOT」「ポリヘドロン工作隊」は、8日に福岡県の宗像ユリックスで行われた「世界一行きたい科学広場in宗像2015」にもブースを出展しました。

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