阿蘇は箱舟プロジェクトが秦野高校生へプロジェクトをPRしました

阿蘇は箱舟プロジェクトが9月8日(火)に湘南キャンパスで神奈川県立秦野高等学校の生徒3名を対象にプロジェクトの活動紹介をしました。本企画は、高校生に本学の取り組みについて紹介する目的として一貫教育センターが主催となり、開催されました。

はじめに、プロジェクトアドバイザーの岡田工教授が壇上で、本センターで実施している科目やプロジェクト活動内容について紹介。その後テレビ会議システムで、阿蘇キャンパスにいる村田浩平准教授とプロジェクトメンバーが『オオルリシジミ(※)』など阿蘇の希少な動植物への自然保護のためにプロジェクトで行っている除草活動や不法採集防止パトロールについて説明しました。ほかにも、阿蘇キャンパスで保存されている植物の種子や昆虫標本、植物標本や、キャンパスからの広大な景色を披露。阿蘇特有の地形が出来るまでの解説や、この地に生息する希少な動植物の素晴らしさを伝えました。

参加した秦野高校の生徒は「阿蘇にはこんなにきれいな景色が広がっているとは思わなかった」「景色に感動した」「いつか阿蘇に行ってみたい」と自然豊かな阿蘇地域へ興味を寄せていました。

プロジェクトリーダーの玉川佳樹さん(農学研究科修士課程2年次生)は「遠く離れた湘南キャンパスにいる高校生にも、阿蘇キャンパスでの本プロジェクトの活動を、阿蘇の雄大な草原や沢山の希少生物の映像を通して紹介出来て良かったです。キャンパス間の繋がりを見せることができ、良い刺激になったと思います」と語りました。

(※)オオルリシジミ・・・熊本県の特定希少野生動物に指定されているシジミチョウ科の蝶

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