病院ボランティアプロジェクトが医学部付属大磯病院で癒しのイベントを開催しました

病院ボランティアプロジェクトが8月29日、医学部付属大磯病院( 神奈川県中郡大磯町)で第2回癒しのイベント「夏の彩り~和の音色に耳をすませて~」を開催し、患者とその家族ら70名以上が来場しました。本企画は入院されている患者の気分転換になることを目的に、本プロジェクトが、同院と本学医学部付属病院(神奈川県伊勢原市)において定期的に開催しているもので、季節にちなんだコンサートを企画・運営しています。

メンバーは患者さんに病院内でも夏を感じてもらおうと、色紙で手作りした花火の背景で会場を装飾。そのほかにも、安心してコンサートを楽しんでもらえるよう、患者の体調に配慮しながら、コンサートの司会進行や入退場の誘導を行いました。

今回は神奈川県立の2高校に出演を依頼。小田原総合ビジネス高等学校 (神奈川県小田原市)が三味線や琴で「夏祭り」(作詞/作曲破矢ジンタ)など2曲を演奏。秦野総合高等学校( 神奈川県秦野市)は「上を向いて歩こう」(作詞/永六輔 作曲/中村八大) など6曲を合唱で披露しました。患者の皆さんは、手拍子や歌を口ずさみながらコンサートを楽しんでいました。

来場者からは「手話付きの歌は感動で涙があふれました」「普段聞くことの出来ない和楽器の演奏や、合唱の歌声に癒されました。病室で口数が少なくなった主人が大きい声で歌っている姿を見て元気をもらい、家族として大変嬉しく思います。ありがとうございました。」など、感謝のお声を多くいただき、メンバーの励みになりました。

病院の方からは「今回も良い企画になりました。次回も是非やっていただきたい」とお褒めの言葉をいただきました。

プロジェクトメンバーの赤羽哲明さん(理学部数学科目2年次生)は「病室に戻る際、患者さんからメンバーに直接感想をいただけたことや、笑顔を見ることが出来て、大変嬉しく思います。イベント開催にあたり、支援していただいた病院の皆様、ご出演いただいた方々など、多大なご支援があったことでイベントを成功させることが出来ました。クリスマスに予定している本学医学部付属病院でのコンサートでも、多くの患者さんに喜んでもらえるよう、尽力したい」と語りました。

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