福祉除雪プロジェクトが出陣式を開催し活動を展開しています

福祉除雪プロジェクトが、12月8日に札幌キャンパスマルチメディアホールで「出陣式」を開催しました。本プロジェクトは2008年度に発足。札幌市 南区藻岩地区・南沢地区・中ノ沢地区・北ノ沢地区の町内会会員の中から、自力で除雪が困難な世帯を対象に希望を募り、除雪支援ボランティアに取り組んでいます。8年目を迎えた今年度はプロジェクトメンバー41名が参加。支援を希望した38世帯を対象として授業の合間や放課後に各世帯を訪問し、除雪活動を行っています。

プロジェクトアドバイザー大形利之教授(国際文化学部国際コミュニケーション学科)より「皆さんの活躍が地域を支えていることに誇りを持って行動してください」とのエールに続いて、網野真一教授(生物学部長) が「活動するにあたって重要なのは安全第一ということです。今年度も事故ゼロを目指し地域貢献活動に励んでください」と激励しました。

プロジェクトリーダーの佐野加奈子さん(生物学部生物学科2年次生)は「今年度、各町内連合会の皆様のご協力をいただけたことで地域の方々に回覧板を通して除雪の周知が出来ました。これまで不明確であった訪問先の条件を、ご高齢や重度の身体障害があるなどの理由から自力で除雪を行うことが困難な方と明記したことにより、支援が本当に必要な方に対して活動に臨むので気が引き締まります」と決意を表明しました。

なお、同日12月8日には、対象世帯からの除雪要請を受け今年度初出動。メンバー達は力を合わせて玄関前や駐車場などに降り積もった雪をスコップなどで除きました。

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