Beijo Me Ligaが「キララ賞」を受賞しました

Beijo Me Ligaが2月6日、神奈川県横浜市にあるオルタナティブ生活館でキララ賞(かながわ若者生き活き大賞)を受賞しました。この賞は、食材宅配サービス・店舗を展開する生活クラブ生活協同組合・神奈川と福祉クラブ生活協同組合が、神奈川県を拠点に平和・環境・福祉・文化・国際交流などの分野で活躍する若者に毎年贈っているものです。本プロジェクトは、イベントを通じてつながりのあるビオダンサスクール東京の講師・内田佳子氏からの推薦を受けて賞へ応募。日本に住む外国籍の子どもを対象に継続してきた交流活動の成果などが、高く評価されました。今回は本プロジェクトのほかに、NPO法人原発ゼロ市民共同かわさき発電所の理事長を務める弁護士の川岸卓哉氏が受賞しました。

賞の贈呈式では、2003年度にキララ賞を受賞した和太鼓昇龍による祝福の演奏が行われた後、キララ賞運営委員会の吉村恭二委員長が「キララ賞は1991年に創設され、その当時に受賞した若者は大人になり、各方面で活躍しているという声が聞こえてきます。今回受賞された皆さんの、よりいっそうの飛躍を心から願っています」とあいさつ。吉村委員長から、プロジェクトリーダーの瀧本(たきもと)健さん(工学部動力機械工学科2年次生)に賞状と副賞が手渡されました。

続いて、メンバーでの飯塚玲緒さん(教養学部国際学科4年次生)と金子和樹さん(同)が、「神奈川県のブラジル人永住者は何名でしょうか?」といったクイズを交えながら、日ごろの活動を紹介。日系ブラジル人学校のエスコラ・アクアレラ・ブラジル(神奈川県厚木市)に通う子ども達を対象に行った和服の着付け体験やスイカ割りといったイベントをはじめ、外国籍の子ども達を招いて足柄ふれあいの村(神奈川県南足柄市)で行った交流活動『マルチカルチャー・キャンプ』でブラジルの踊り『ビオダンサ』に挑戦した様子などを、スクリーンに映した写真を紹介しつつ説明しました。

瀧本さんは、「賞をいただけたことは大変光栄で、メンバー一同の励みになりました。受賞に満足することなく、日本の生活に馴染めていない子ども達を少しでも減らしていけるように、今後も活動を継続していきたい。また、このような機会を通じて外国籍の子ども達の生活や現状を、外部に伝えていきたいと考えています」と語りました。

キララ賞受賞1.jpg

キララ賞受賞2.jpg

キララ賞受賞3.jpg