東海大学学生ロケットプロジェクトが「第61回建学祭」にて最優秀賞を受賞

東海大学学生ロケットプロジェクト(TSRP)が11月1日から3日に湘南キャンパスで開催した「第61回建学祭」において、最優秀賞を受賞しました。湘南キャンパスでは、屋内・屋外合わせて170もの企画や展示が行われ、教職員の投票により優れた展示団体を表彰しています。

本プロジェクトは、屋外では自作エンジンの公開燃焼実験や、モデルロケット(※)の打ち上げ体験教室を実施。屋内では『TSRP20周年記念展示』と題し、プロジェクト発足の歴史やこれまで打ち上げたロケットの実物を内部まで解説した展示を行いました。メンバーは例年以上に屋内展示に力を入れ、来場者に対し、熱心にプロジェクト活動を紹介しました。

このほかにも、チャレンジセンターでは古代エジプト文化に触れるワークショップを実施したユニークプロジェクトのInternational Cultural Properties Projectが努力賞を受賞。高輪キャンパスで開催された「第6回高輪建学祭」でTakanawa共育プロジェクトが、『地域清掃』や『テニススクール』などこれまでの活動をまとめた写真展示を行い、最優秀賞にあたる「たかなわ会賞」を受賞しました。

TSRPのプロジェクトメンバー、植松千春さん(工学部航空宇宙学科航空宇宙学専攻4年次生)は「多くの団体が出展する学園祭において、最高の賞をいただけたことは素直に嬉しい。今回のように、来場する多くの方々に対し、プロジェクトを知っていただくための努力をすることの大切さをメンバー全員が感じました。この成果を今後の広報活動につなげていきたい」と語りました。

※モデルロケット・・・20cmほどの小型ロケットで、ライセンス無しで打ち上げが可能。

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