3.11生活復興支援プロジェクトが「第398回望星講座」で講演しました

3.11生活復興支援プロジェクトが東海大学望星学塾(東京都武蔵野市)で312日に開かれた、第398回望星講座「東日本大震災から5年 復興にかける思い~パネルディスカッション~」において、これまでのプロジェクト取り組みを被災支援に携わる方々と講演しました。今回の講座は津波の体験や学生による復興支援活動、ボランティアのあり方についての報告や提言を通じて、震災から5年を迎えたこの時期にあらためて復興にかける思いや支援の方法などを考えようというものです。橋本敏明副塾長がコーディネーターを務め、本プロジェクトが継続して活動している岩手県大船渡市泊区の自治会総務を務める佐川静香氏、宮城県登米市在住で東海大学宮城県白鷗会会長の寺澤豊志氏とともに本プロジェクトから高橋直也さん(政治経済学部政治学科2年次生)と澤田侑大さん(工学部建築学科1年次生)、がパネリストとして登壇しました。

佐川氏と寺澤氏は、震災当日の様子や復興の歩み、津波被害やボランティア活動について思いを語り、来年度のサブリーダーを務める澤田さんは、東日本大震災発生直後から岩手県大船渡市と宮城県石巻市を中心に取り組んできた復興支援活動の経緯や概要について紹介。

プロジェクトリーダーとして今年度の活動を率いた高橋さんは「私たち学生は自由な時間が多いといっても、経験や知識も少なく可能な支援活動には限界があります。また、現地に行きたくても行けない人も多いのではないでしょうか。しかし、例えば被災地の思いに寄り添って、現地の食材を買ったりインターネットなどを通じて復興への思いを共有したりすることも支援の一つだと思います」と語りました。

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