スポーツ社会貢献プロジェクトが「ノルディックウォーキング教室」を実施しました

東海大学チャレンジセンター・スポーツ社会貢献プロジェクトが5月21日と11月12日に「ノルディックウォーキング教室」を実施しました。本イベントは平塚市西部福祉会館の依頼により開催しているもので”ウォーキングを通じた平塚市在住の高齢者との交流”を目的に実施しています。ノルディックウォーキングは、両手にポールを持ちながら行うウォーキングで、通常のウォーキングよりエネルギー消費量が多く、体力づくりに効果的なスポーツとされています。特に、身体機能の衰えが出始める高齢者には正しい姿勢での歩行が可能であるとともに、参加者の満足度が高いことから、リピーターの多い企画となっています。

5月21日は、快晴の中、平塚市在住で60歳以上の方々10名が参加。JNWA(※)公認インストラクターの資格を持った学生を含む、プロジェクトメンバー8名が指導にあたりました。はじめに、ポールの持ち方や目線、歩幅などを丁寧に説明。続いて、西部福祉会館から神奈川県立「花と緑のふれあいセンター花菜ガーデン」までの往復4kmの道のりを、会話や景色を楽しみながら全員で歩きました。最後に、運動後の疲労回復のための整理体操を行いました。

11月12日は、平塚市在住で60歳以上の方々13名が参加し、プロジェクトメンバー10名が歩き方のコツを伝えました。ポールを使用した準備体操をしたのち、前回と同様に、往復4kmの道のりを約2時間かけて歩きました。メンバーは事故や怪我の無いよう、同館のスタッフの方と協力し、こまめに声かけを行いました。休憩時間には参加者とリズムゲームを行い、これまで以上に打ち解けあうことができました。

参加者からは「学生と楽しく話ができてよかったです」「歩きやすい距離でした」「また次回も楽しみにしています」といった感想をいただきました。平塚市西部福祉会館の方からは「資格を持ったメンバーが、身体の動きとそれに伴う効果を具体的に説明してくれたことで、今までで一番参加者が知識を深めることができた回になったと思います」とお褒めの言葉をいただきました。

インストラクターの資格を持つ、プロジェクトメンバーの山崎龍(りゅう)翼(すけ)さん(体育学部生涯スポーツ学科3年次生)は「事前にプロジェクトメンバー同士でノルディックウォーキングの知識を共有したことにより、参加者に正しい歩き方や運動効果について、参加者へ個別に伝えることができました。次回は、準備体操、整理体操においても、身体のどこを伸ばしているか、どんなことに効果があるかなど、参加者へ具体的に説明し、企画の質をさらに向上させたい」と語りました。

※JNWA・・・特定非営利活動法人日本ノルディックウォーキング協会の略称。

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