Tokai International Communication Clubが「ぶらりTICC旅~鎌倉編~」を開催しました

東海大学チャレンジセンター・Tokai International Communication Club(TICC)が7月2日に、留学生を対象にした「ぶらりTICC旅~鎌倉編~」を開催しました。本企画は”留学生に日本文化を感じてもらい、日本により興味を持ってもらう”ことを目的に、2015年度の小田原編に続き、2回目の開催となりました。

当日は、イタリアやスウェーデン、中国などからの留学生10名と、ガイド役としてプロジェクトメンバー25名の総勢35名が参加。鎌倉の大仏(高徳院)や長谷寺など、有名なスポットをめぐる『江ノ電コース』とあじさい寺(明月院)や円覚寺など、日本らしい風景を堪能できる『北鎌倉コース』の2チームに分かれ、鎌倉の寺社を散策。最後に、両チームが小町通りで合流し、鶴岡八幡宮を参拝しました。メンバーは、留学生に手水舎(ちょうずや) (※)の作法や、アジサイが梅雨の季節に咲く日本の花であることを簡単な日本語で説明しました。

参加した留学生からは、「お寺がきれいだった」「自然が多く観光できてとてもよかった」「鎌倉は行ってみたかった観光地なので、メンバーが案内してくれて嬉しかった」といった感想をいただきました。企画後に実施したアンケートでは「このイベントに参加して日本に興味を持ちましたか?」という設問に、参加者全員から「はい」と回答をいただきました。

プロジェクトメンバーの大家雄太さん(工学部機械工学科2年次生)は「留学生たちが飽きないように、楽しく文化や歴史を伝えることは難しかったですが、簡単な日本語とジェスチャーを交えて自分なりに日本の魅力を伝えることができました」と語りました。プロジェクトリーダーの永田聖(しょう)さん(工学部動力機械工学科2年次生)は「鎌倉は有名な観光地ですが、プロジェクトの企画に参加してくれた留学生の多くから『行ったことが無い』と声が多く挙がり、本企画を開催しました。参加者の半数は『Communication Lunch』や『Sports Festa』など本プロジェクトの企画を通じ、『TICCのイベントは面白いから』と本企画にも参加してくれました。さらに、ほか留学生も連れてきてくれるなど、少しずつではありますが、口コミによって交流の輪が広がっています。これからも日本に興味をもってもらえる企画を提案していきたい」と語りました。

※手水舎・・・寺社に参拝する際に、参拝者が身を清めるために手や口をすすぐための洗い場のこと。

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