チャレンジプロジェクトがOSC湘南シティでイベントを初実施しました

東海大学チャレンジセンター・ライトパワープロジェクト、サイエンスコミュニケーター、DAN DAN DANCE & SPORTS プロジェクトが、8月6日、11から15日、29日にショッピングセンター・OSC湘南シティ(神奈川県平塚市)より依頼を受け、同会場にて実験ショーやパフォーマンスを初実施しました。

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8月6日、DAN DAN DANCE & SPORTS プロジェクトは「フラッシュモブ(※)」と、子どもを対象にした「ダンスワークショップ」を実施。会場ステージには25名の観客が集まり、10名のプロジェクトメンバーは、オリジナルの動きを加えたラジオ体操や、メンバーの動きから何の動物か当てるクイズを行いました。どちらも来場者が参加できるようになっており、子どもでもその場で楽しめるよう、足踏みやジャンプといった簡単な振り付けをレクチャーしました。

8月11日から15日は、ライトパワープロジェクト・ソーラーカーチームが、ソーラーカー『2011年型Tokai Challenger』の展示や、ソーラーカーの仕組みを詳しく説明する「エコカー教室」を開催。20名のメンバーは、ソーラーカー世界大会「ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ2015」に出場したことをはじめ、本プロジェクトのソーラーカーは、スピードが時速100kmをこえることや、車体の重量が140kgの軽さで、大人数人で持ち上げることができることなどを来場者に紹介。来場者は驚きの表情で説明を耳にしていました。そのほかにも、来場した子どもをソーラーカーの座席に乗せ、記念撮影を行う場面もありました。5日間でのべ1,500名以上が来場し、大きな賑わいとなりました。

8月11・12日、29日は、サイエンスコミュニケーターが地域の小学生を対象に”夏休みの自由研究のヒントにしてもらいたい”というプロジェクトの思いから、19名のメンバーは、洗濯のりを使用した「スライム作り」と、箱を覗くと小さな虹が見える「分光器作り」の2種類の工作実験のブースを出展。会場には、小学生と保護者のべ457名が来場し、参加者は好きな色のスライムに喜んだり、完成した分光器を興味深く覗き込んでいました。

来場者からは「ダンスが楽しかった」「スライムが自分で作れるなんてびっくりした」「分光器の中の虹がきれい!」「ソーラーカーの運転席に乗せてもらえて貴重な体験をすることができた」など嬉しい声を多くいただきました。

DAN DAN DANCE & SPORTS プロジェクトのメンバーの吉田亘佑さん(工学部機械工学学科1年次生)は「本プロジェクトは今年度初めての学外活動でとても緊張しましたが、子どもたちと元気にダンスをすることで、自分自身もイベントを楽しむことができました。これからの課題も見えてきたので、次回に生かしたい」と語りました。

ライトパワープロジェクトでプロジェクトリーダーを務める伊藤參里さん(工学部機械工学科3年次生)は「平塚市内のイベントということで、老若男女関わらず半数以上の方が本プロジェクトをご存知でした。多くの方々から応援のお言葉をいただき、メンバー一同大変嬉しく思います。今後の大会でも優勝目指して頑張ります」と意気込みました。

サイエンスコミュニケーターで広報リーダーを務める佐藤愛弓さん(理学部化学科2年次生)は「多くの子どもたちの実験に驚く反応が見ることができてとても嬉しかったです。より科学を楽しんでもらうため実験内容を改良し、次は『光るスライム作り』などにも挑戦してみたいです」と語りました。

※フラッシュモブ・・・不特定多数の人々が事前に申し合わせ、通りすがりを装いながら公共の場で前触れなくパフォーマンス(ダンスや演奏など)を行い、周囲の関心を引くこと

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