チャレンジプロジェクトが「夏休み親子企画2016」で実験ショーやワークショップを初実施しました

東海大学チャレンジセンターの環境キャラバン隊、サイエンスコミュニケーター、DAN DAN DANCE & SPORTS プロジェクトが、8月23日に、ひらつか市民活動センター(神奈川県平塚市)で、生活協同組合ユーコープ西湘2エリア会が主催する「夏休み親子企画2016~今年の夏休みはレッツ!チャレンジ!~」において、同組合の依頼により実験ショーやワークショップを初実施し、当日は、子どもと保護者25名が来場しました。

環境キャラバン隊は3名のプロジェクトメンバーが、洗剤を使わなくても汚れが落ちやすい『アクリルたわし』の工作ブースと、豆電球とLEDの発電量を比較する『手回し発電機』のブースを出展しました。アクリルたわしは、プロジェクトで制作していた従来のものと比較して、より大きく使いやすいものに改良し、参加者に「ぜひ、おうちで使ってね」と伝えました。

サイエンスコミュニケーターは19名のメンバーが、『光に関する実験ショー』と題し、レーザー光線やブラックライトを用いた実験を披露しました。栄養ドリンクをブラックライトに当てると、中に含まれる特定の香料により、栄養ドリンクが発光し、子どもたちは驚きの表情を見せていました。メンバーは、紙幣にも特殊なインクで印字がされていて、ブラックライトを当てると普段では見えないマークが浮かび上がることも紹介しました。そのほかにも、分光器などの工作教室を行いました。

DAN DAN DANCE & SPORTS プロジェクトは6名のメンバーが、親子で楽しめるオリジナルの体操や、ダンスユニット「E-girls」の曲に合わせたダンスワークショップを行いました。プロジェクトメンバーは、なるべく参加者に近い距離で振り付けをレクチャー。参加した子どもは、難易度が高い振り付けやステップにも積極的に挑戦していました。

参加した子どもたちからは「実験が面白かった」「友達に自慢したい」「LEDと豆電球じゃ光る早さの違いに驚いた」「アクリルたわしが水だけでも汚れが落ちるということにびっくりした」「家でお母さんと一緒に、お皿洗いをしたい」といった感想をいただきました。保護者の方からは「参加させて良かった」「自由研究として自宅でも作成したいので、偏光板を買いに行きます」といった声をいただきました。

主催の方からは「学生の活動団体を巻き込んだイベントは初めてのことでしたが、場の雰囲気を盛り上げていただき、来場した子どもたちはもちろん、親御さんも満足していたように感じました。今後もぜひ依頼をさせていただきたい」と感想をいただきました。

環境キャラバン隊で広報リーダーを務める染谷侑(教養学部人間環境学科3年次生)は「私たちだけのブースだけでなく、様々なプロジェクトのブースや催しが入り混じったイベントはとても賑やかで、イベント自体が大変盛り上がりました。チャレンジプロジェクトという大きな枠組みで、社会貢献活動ができることを嬉しく思います」と語りました。

サイエンスコミュニケーターの松永峻彦さん(理学部化学科2年次生)は「今回は、発表者の後輩をサポートする立場として、実験ショーに携わりました。これまで発表者だった自分が、異なる立場から実験ショーを見ていると、荒削りな部分もある一方で、『自分もこうすればより面白い実験になった』と気づかされる部分もありました。プロジェクトの仲間たちと色んな意見を交換し、これからの実験ショーに役立てたい」と語りました。

DAN DAN DANCE & SPORTS プロジェクトの林侑久さん(文学部広報メディア学科2年次生)は「今回のイベントを通して、未就学児や小学校低学年の子どもたちにへのコミュニケーションは、より至近距離でレクチャーすることにより、相手がよりダンスを楽めることが分かりました。今後も老若男女が楽しめるよう、試行錯誤していきたい」と語りました。

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