ライトパワープロジェクトが「2016年度ものつくり教室」を開催しました

東海大学チャレンジセンターのライトパワープロジェクト・人力飛行機チームが8月11日に湘南キャンパスの12号館第1会議室、17号館ネクサスホール、高間原第2グラウンドで「2016年度ものつくり教室」を開催しました。2010年度より毎年開催し今回で7回目を迎える本企画は、”手作り飛行機の工作を通して子どもたちにものつくりの楽しさを知ってもらう”ことを目的に、キャンパス周辺の秦野市立広畑小学校、秦野市立大根小学校、秦野市立鶴巻小学校、平塚市立みずほ小学校の児童、59名とその保護者64名、総勢123名が参加しました。

はじめに、プロジェクトメンバーはプロジェクトの活動について、富士川滑空場(静岡県静岡市)で実施した人力飛行機のテストフライトの動画を上映しながら説明しました。続いて、市販されているキットをメンバーが改良したものを用いて、参加者は手投げ飛行機を製作しました。グループごとにメンバーがアシスタントとなって細かなところをアドバイスしました。その後、高間原第2グラウンドに移動し、得点ゾーンに向かってキットを飛ばして合計点数を競うゲームを、グループ対抗で行いました。

また、今回より巨大紙飛行機の製作教室も、17号館のネクサスホールで実施。1人1枚ずつ1000×700mmのケント紙を使用し、参加者は、少しでも遠くに飛ばそうと、メンバーの説明をしっかりと聞きながら思い通りの翼の形を作ったり、絵を描いてもらいました。参加者は、飛距離10mを目標に、完成した紙飛行機を一生懸命飛ばしていました。

参加した児童からは「大きな紙飛行機やキットなど、初めての経験ができました」「飛行機に、初めて興味が持てた」「紙飛行機が遠くまで飛んだのがうれしかった」といった声や、保護者の方々からは「昨年より今年の方が良くなっていた」「とても良い企画だと思った。下の子も次は参加させたい」「エコカー教室に続き、とても楽しかった」といった感想をいただきました。

東使(とうし)利(とし)親(ちか)さん(工学部航空宇宙学科航空宇宙学専攻1次年生)「プロジェクトメンバー同士でのフォローや、近隣の小学校への訪問、チャレンジセンター職員の方々との連携などを通じて、企画を実施するには多くの方々の協力があって実現できるのだと感じました。今後は、この関係をさらにより良いものにしていきたい」と語りました。

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