「2016年度チャレンジセンター中間報告会」を開催しました

東海大学チャレンジセンターの「2016年度チャレンジセンター中間報告会」を、10月15日に開催しました。これは今年4月から9月まで上半期におけるチャレンジプロジェクトの活動や実績について、プロジェクトメンバーが地域の方々や学生、教職員に報告するものです。当日は湘南キャンパスのほか、代々木、高輪、清水、熊本、札幌の計6キャンパスをテレビ会議システムで結び、全キャンパスを合わせて664名の学生や教職員が参加しました。

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報告に先立ち山田清志学長が、「今年度は新学期になって早々に、熊本・阿蘇で大きな地震がありました。中間報告の最後には、特別プロジェクトである『熊本復興支援プロジェクト』から、この夏に取り組んできた支援活動について発表してもらいます。ほかのプロジェクトのみなさんも、それぞれの活動内容を共有し、年度末の最終報告会ではさらに充実した成果を報告してください」とあいさつしました。

続いて、チャレンジ・特別プロジェクト21件の代表学生が登壇し、プロジェクト目標や上半期の活動を通じて学んだこと、今後の活動内容について発表しました。学生たちは「学生や地域の方の意見を参考にすることで、参加者目線で企画を立てる力が養われました」「先輩からの引継ぎが十分にできていなかった反省点は各プロジェクトで起こりうる課題。報告と対策を共有してください」など、活動を進めていく中での成果や課題、下半期の活動予定を紹介。熊本・阿蘇両キャンパスからは、これまでのプロジェクト活動を被災地支援に役立てた事例が数多く報告されました。また、今年7月に発足した特別プロジェクト「熊本復興支援プロジェクト」は、被災者やボランティア参加者の精神面に配慮した事前研修の内容や、被災地でのニーズ調査をはじめ、瓦礫やビニールハウスの撤去といった活動について報告。「メディアを通してではなく、自分の目で被災地の様子を見たことで、あらためて被害の大きさを実感しました。湘南以外にも各キャンパスの学生が参加しているので、今後も支援の輪を広げ、活動を継続していきたい」と語りました。

各プロジェクトの発表後には、参加者が発表者に対し、「SNSの更新頻度が高いようですが、どのような体制で広報活動をされているか教えてください」「イベントの効果測定はどのように行っていますか」など、積極的に質問する姿が見られました。また、教職員からは、「広報用に作成したプチ動画が良くできていて、活動にプラスになっている」「予算オーバーで活動を縮小するのではなく、創意工夫しながら地域の役に立つ活動を続けていってほしい」といった声が聞かれました。

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