ライトパワープロジェクト・人力飛行機チームが「HPA飛行会」に参加しました

ライトパワープロジェクト・人力飛行機チームが8月27日に、富士川滑空場(静岡県静岡市)で開催された「HPA飛行会」に参加しました。本イベントは同会が主催するもので、全国で人力飛行機を製作している団体の交流の場として開催されています。当日は200名以上が集まり、本プロジェクトからは36名が参加しました。

プロジェクトメンバーは、今年度製作した人力飛行機『Forerider匠』の公開組み立てや、機体の特徴である”低翼”について説明しました。メンバーは、他団体のブースも見学し、期待や政策に関する情報を交換しました。そのほかにも、チームTシャツのデザインを人気投票で競う「Tシャツコンテスト」が催され、本チームは6チーム中2位となりました。また、「飛行展示」と題し、実際に滑空場で機体を飛ばしましたが、途中でバランスを崩し機体は翼の取り付け部分が破断してしまいました。

主催の方からは「組み立てから飛行まで、機体運用のひとつの流れが完成されていて良かったです。機体がクラッシュしてしまったことは残念でしたが、飛行機の性能も技術も高いレベルにあるので、これからも頑張ってほしい」といった感想をいただきました。

プロジェクトメンバーの牟田神東むたがみひがし陽奈はるなさん(工学部生命化学科2年次生)は「他団体の機体の構造や仕組みを間近で見て、直接話を聞いて知ることができ、本プロジェクトの機体に取り入れられそうなところや新たな製作方法を発見できる機会でした。飛行展示では、直前の試験飛行まで順調に機体を飛ばすことができていたために、機体の破損はとてもショックで悔しい思いがありましたが、すぐに課題や改善策をメンバー同士で見つけることができました。プロジェクト内外の人たちとの交流を通して、沢山の学びや発見ができた飛行会となりました」と語りました。

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