病院ボランティアプロジェクトがハワイをテーマにした「癒しのイベント」を開催しました

東海大学チャレンジセンター・病院ボランティアプロジェクトが9月3日、医学部付属大磯病院( 神奈川県中郡大磯町)で第3回癒しのイベント「大磯発 ハワイ行き ~見て、聞いて、体感するコンサート~」を開催し、患者とその家族、病院関係者総勢61名が来場しました。本企画は入院されている患者の気分転換になることを目的に、本プロジェクトが、同院と本学医学部付属病院(神奈川県伊勢原市)において定期的に開催しているもので、季節にちなんだコンサートを企画・運営しており、今回は”ハワイ”をテーマに企画を実施しました。

メンバーは、会場にヤシの木やハイビスカス、常夏の海をイメージした装飾をしました。そのほかにも、安心してコンサートを楽しんでもらえるよう、患者の体調に配慮しながら、コンサートの司会進行や入退場の誘導を行いました。今回はテーマにちなみ、フラダンスチームの「Hoaloha Hula Studio(ホアロハ フラ スタジオ)」とウクレレユニットの「RIKE`S UKE(リケズ ユーク)」の2団体に出演いただき、「Love Song Of Tahiti」「Blue Hawaii」の曲に合わせたダンスや「ハワイアンウェディングソング」「珊瑚礁の彼方」の演奏。そのほかにも、来場者に親しみのある音楽として「365日の紙飛行機」を披露していただきました。最後に、「上を向いて歩こう」を全員で合唱しました。

来場者からは「楽しいひと時で、気持ちが明るくなりました」、「毎日病気のことを考え、気が晴れませんでしたが、ひと時でも忘れることができました」「フラダンスのショー素敵でした。なぜか涙がこぼれました。ありがとうございました」「生で見ることができてとても良かったです。これからもどんどんやって欲しい」「久しぶりに楽しい日、時間でした」「退院したらフラダンスを始めたい」「患者さんもハワイ旅行に行った気分になったのではないでしょうか」と数多くの感想をいただきました。事後アンケートでは、来場した71%の方から「とても良かった」、「良かった」と回答をいただきました。

プロジェクトメンバーの佐藤朱音さん(法学部法律学科1年次生)は「初めての参加ということもあり、開催に至るまで戸惑いや不安が大きかったのですが、来場された皆様の笑顔や感想などから満足度の高さをうかがうことができました。今後も、患者の皆様やそのご家族が気分転換できるような企画を提案していきたいと思います」と語りました。

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