Tokai International Communication Clubが「第5回世界の国々をのぞいてみよう~ベトナム~」を開催しました

東海大学チャレンジセンター・Tokai International Communication Clubが9月24日に秦野市立南公民館(神奈川県秦野市)で「第5回世界の国々をのぞいてみよう~ベトナム~」を開催しました。本企画は、小学生とその保護者を対象に”子どもたちが外国に興味を持ち、将来的には国際的視野を持ってもらう”ことを目的に秦野市教育委員会が後援となり、2014年度よりイベントを行っています。2月のペルーに続き、今回はベトナムをテーマに設定。本学の留学生グェンダットさん(当時:政治経済学部経営学科4年次生)を講師に招き、当日は、小学生15名、保護者10名、プロジェクトメンバー19名の総勢44名が参加しました。

はじめに、恒例の挨拶ゲームやじゃんけん列車が行われ、シンチャオ(おはようございます)やキャンオン(おはよう)などベトナム語での挨拶を参加者同士で交わしたり、「ワン、トゥー、ティー!」と元気良くベトナム式のじゃんけんをしていました。その後、メンバーはスライドを用いて、ベトナムでは車よりもバイクが多いことや、日本の正月にあたる「テト(旧正月)」は毎年日付が異なることなどを紹介。伝統楽器である「ダン・バウ」の音色を当てるクイズも出題しました。続いて、ベトナムの食文化に触れようとツバメの巣のジュースの試飲を行い、参加者は初めて口にする異国の味を楽しみました。そのほかにも、参加者はベトナムの民族衣装「アオザイ」の試着体験や「チーチーチャンチャン」と呼ばれる指遊びを楽しみ、最後に全員で「上を向いて歩こう」をベトナム語バージョンで歌いました。

講師を務めたグェンダットさんは「日本の子どもたちと交流ができて楽しかった」と語りました。

参加した小学生からは「ベトナムの色々なことを知ることができて嬉しかった」「また参加したい」などの感想をいただきました。保護者の方々からは「子どもも大人も楽しく参加できました」「普段にはない良い機会にでした」といった声をいただきました。今回は、前回のペルーをテーマにしたイベントのリピーターや保護者間での口コミによる、イベントの主旨を理解した参加者を増やすことができました。また、事後アンケートでは「また参加したいか」という質問に9割以上の方に「とてもそう思う」と回答いただきました。

2015年度プロジェクトリーダーを務めた倉升克幸さん(工学部応用化学科3年次生)は「本学の留学生に初めて講師をお願いしたところ、学生であるからか講師と子どもたちの距離が近く感じられ、お互いにとても楽しんでいたことが成果として挙がりました。また、今回初めてイベントを企画、運営したメンバーにも、企画の楽しさを通して本プロジェクトの目的である”多文化共生への意識を広める”ことの大切さを感じてもらえたと思います。ぜひ、次回につなげ、より良いイベントにしてもらいたい」と語りました。

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