Tokai International Communication Clubが、ソロプチミスト日本財団の学生ボランティア賞を受賞しました

東海大学チャレンジセンター・Tokai International Communication Clubが、公益財団法人ソロプチミスト日本財団の「学生ボランティア賞」を受賞しました。11月8日にシーガイアコンベンションセンター(宮崎県宮崎市)で行われた贈呈式には、2014年度リーダーの新倉和矢さん(政治経済学部経営学科4年次生)と2015年度リーダーの倉升克幸さん(工学部応用化学科3年次生)が出席。同時に受賞した14団体の代表者とともに登壇した倉升さんに、賞状と副賞が手渡されました。

同財団は、女性と女児の生活と地位を向上させるための奉仕活動を行っている世界的な組織「国際ソロプチミスト」に所属する日本の会員により支えられています。ソロプチミスト精神に則り、さまざまな奉仕活動に対する援助や協力を行うことにより、より豊かな生活を実現し、国際相互理解の促進に寄与することを目的として、支援・奨励事業や顕彰・援助事業を実施しています。「学生ボランティア賞」は、学生ならではの視点で、「よりよい社会の形成と発展を推進するための活動」「児童及び青少年の健全育成活動」といった、同財団の定款に掲げる7分野に該当する活動を継続的に行い、誠実に責任を果たしている学生に対し授与されるものです。

2006年度に活動を開始した本プロジェクトは、”多文化共生”の理念のもと、外国籍の子どもたちへの学習支援や本学内の留学生との交流会、異文化理解を促進するためのワークショップやシンポジウムの開催など、多彩な活動を展開しています。今回、国際ソロプチミスト厚木では、本プロジェクトの取り組みに注目し、昨年度末に「学生ボランティア賞」に推薦。審査の結果、今年9月に受賞が決定しました。

新倉さんは、「本プロジェクトの理念や活動について深く理解してくださった国際ソロプチミスト厚木の皆さんをはじめ、財団の方々に心から感謝しています。勉学と両立させながら定期的なボランティア活動を続けることは大変な面もありますが、プロジェクトの実践を通じて多くの学びがありました。後輩たちには、地域に根差した多文化共生のための活動をさらに充実、発展させていってほしいと思います」とコメント。倉升さんは、「今回の受賞は、10年間にわたって先輩から後輩へとバトンをつなぎ、皆で協力しあって築き上げてきた成果に対していただいたものだと思います。これからも地域の皆さんとプロジェクトメンバーが、互いに多文化共生の意識を高めていけるような活動を続けたい」と話していました。

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