Takanawa共育プロジェクトが「イルミネーション点灯式」を開催しました

高輪キャンパスで活動する東海大学チャレンジセンター・Takanawa共育プロジェクトが12月6日に、同キャンパスで「イルミネーション点灯式」を開催しました。本プロジェクトは毎年この時期に、地域住民の方々にクリスマスの雰囲気を味わってもらおうと、同キャンパスにクリスマスツリーやイルミネーションを設置しています。

今年は正門から1号館にかけて青と白のLEDを使いディズニー映画「アナと雪の女王」を、2号館前の広場は黄色とピンクのLEDを使い「ラプンツェル」の世界観をイメージした配色の飾り付けを施しました。また、クリスマスツリーには、To-Collaboプログラムの一環として本キャンパス内に開設した「たかなわ子どもカレッジ」(※)で学生たちと交流を続けているキャンパス近隣の小学生たちによる手づくりオーナメントも飾りつけ、彩りを添えました。

当日は北風が吹き冷え込んだものの、雲ひとつない冴え冴えとした夕空となり、点灯式には、プロジェクトメンバーや教職員、「たかなわ子どもカレッジ」に通う小学生や保護者ら、約30名が参加しました。まず、情報通信学部の吉田正廣学部長が、「地元の方と一緒に楽しんできたイルミネーションも今年で6年目を迎えることができました」とあいさつ。「今年は熊本地震で熊本と阿蘇の両キャンパスが被災した一方、リオデジャネイロで開催されたオリンピックでは多くの東海大勢が活躍するなど、さまざまなことがありました。皆さんと一緒にイルミネーションを点灯してゆく年を送りたいと思います」と話しました。

続いて、プロジェクトリーダーを務める松田功作さん(情報通信学部組込みソフトウェア工学科3年次生)のカウントダウンに皆で声を合わせ、キャンパス内のイルミネーションを一斉に点灯すると、参加者から歓声が上がりました。参加した保護者からは「毎年楽しみにしています。今年は特にきれいに感じます」などの声が聞かれました。

松田さんは、「建学祭が終了してから約1カ月という短期間で集中して準備し、膨大なイルミネーションの数でしたが、全て自分たちで設置しました。今年は特に校舎まわりの飾り付けに力を入れました」と話しました。企画リーダーの毛利一裕さん(同情報メディア工学科2年次生)は、「飾り付けの作業に参加できる学生は少なかったのですが、力を抜かずに頑張りました。皆さんに楽しんでほしい」と話しています。イルミネーションは、12月25日まで点灯します。

※たかなわ子どもカレッジ・・・高輪キャンパスのある港区では、急激な子育て世代の人口増加や共働き家庭が増加した影響により、小学生が放課後に過ごす「学童保育」の不足が課題となっています。このような課題に対し、キャンパスと地域が一体となって改善を目指す企画の総称。

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