病院ボランティアプロジェクトが医学部付属病院で「院内コンサート」を開催しました

東海大学チャレンジセンター・病院ボランティアプロジェクトが、12月14日に東海大学医学部付属病院のロビー・東海ホールで、「第17回院内コンサート 心温まる冬~音色に包まれるコンサート~」を開きました。本企画は、入院中の患者さんやその家族らに楽しんでもらうことを目的に、毎年、企画・実施しているものです。今回は、伊勢原市や秦野市、厚木市を中心に活動しているミュージックベルの演奏グループ「ミルキーウェイ」と、伊勢原キャンパスの学生による「アンサンブルサークル」が出演し、約110名が来場しました。

ミルキーウェイは、四季の童謡メドレーや「この広い野原いっぱい」「365歩のマーチ」などを、また、アンサンブルサークルは、フルートとクラリネット、サックスで、クリスマスソングなどを披露。来場者は大きな拍手を送り、「入院中は音楽会に行けなくて残念に思っていましたが、病院内で素敵なコンサートを聴けてよかった」「手術を控えて心配でしたが、心がなごみ、不安が薄れていくようです」などと話していました。

本企画のリーダーを務めたプロジェクトメンバーの大瀧裕斗さん(工学部機械工学科2年次生)は、「皆さんに温かい気持ちになってほしいと思い、”ぬくもりの冬”をコンセプトにしました。子どもから年配の方まで楽しめるよう、演奏者の方たちには誰もが知っている曲を選んでもらい、歌詞カードも配りました」と振り返り、「来場者が演奏に合わせて体をゆらしたり、一緒に歌ったりしている姿を見てうれしく思いました。今後も患者さんを癒やせるようなコンサートを続けたい」と語りました。

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