ユニークプロジェクトのTokai Dream Space Teamが「Intel Genuino101 Competition 2016」を開催しました

tdst201605.jpg東海大学チャレンジセンター・ユニークプロジェクトのTokai Dream Space Teamが、12月18日に湘南キャンパスで、「Intel(R)Genuino101 Competition 2016」を開催しました。本プロジェクトでは、”高校生や大学生にものつくりの魅力を伝えよう”と昨年度から関東圏内及び静岡県の高校生と大学生(=4人チーム)に模擬人工衛星を搭載した全長約1mのペットボトルロケットを製作してもらい、打ち上げるコンペティションとして実施しています。ペットボトルロケットをただ打ち上げるだけでなく、教育用マイクロコンピュータ「Genuino101」を用いた衛星での加速度計測やパラシュート放出など、参加者それぞれが決めたミッションの達成度合いや、開発期間中の開発日誌作成によるマネジメント能力、機体開発や当日の打ち上げの安全面を総合的に評価しました。

プロジェクトメンバー17名は、10月16日に、湘南キャンパスで事前説明会も開催。出場チームは、競技の詳細説明を受けたほか、協賛する各企業から製作に向けたアドバイスをもらいました。メンバーは、製作期間におけるインターネット上のコミュニケーションツールで参加者からの質問や相談にも応じ、「Genuino101」のプログラミングの方法などをまとめたプロジェクトオリジナルの開発マニュアルを配布するなど、参加者を後押ししました。

大会当日、プロジェクトメンバーは打ち上げを補助しながら、会場でのアナウンスなどの進行を担当。ペットボトルロケットが打ちあがるたびに、会場は歓声に包まれていました。

プロジェクトリーダーの小島佑太さん(工学部航空宇宙学科2年次生)は、「衛星を使った課題をこなす中で、参加者には成功したときの達成感やものつくりの楽しさを体感してほしかった。打ちあがったときの会場の雰囲気や参加者の笑顔を見られて、私自身も喜びを感じました」と話していました。

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