「プロジェクトリーダー研修会」を開催しました

東海大学チャレンジセンターでは2月15日から17日まで湘南キャンパスで、「プロジェクトリーダー研修会」を開催しました。来年度の採択を受けた21のチャレンジプロジェクトのリーダーやサブリーダーら幹部が一堂に会し、現代教養センターの教員やチャレンジセンターの職員とともに、各プロジェクトにおける運営のノウハウを学んだり、講座を受けたりする中で、キャンパスをこえた学生同士の交流を図り、それぞれの活動の活性化を図ろうと毎年開催しているものです。

今年度は、全体で41名のメンバーが参加。初日は、二ノ宮リムさち准教授(現代教養センター)の指導のもと、自己紹介を通して交流を深めたのち、グループに分かれて、プロジェクトの課題について話し合いました。さらに、新聞紙を使ったタワーの製作を通して、メンバーの意見を統一し、課題を解決していくファシリテーターとしての能力について学びました。2日目は田島祥講師(同)によるリーダーシップやコミュニケーションについて講義を受けたあと、活動内容が近いプロジェクトごとに分かれ、それぞれの活動内容を説明しながら、来年度に向けたアドバイスを互いに送りました。最終日は、2日間の成果を振り返るとともに、「理想のリーダーとは」「活動を円滑に進めるために何が必要なのか」という課題について話し合いました。修了式では、チャレンジセンターの木村英樹センター長(工学部教授)が参加者に修了証を授与し、「今回学んだことをそれぞれの課題解決に生かし、活動目標の達成や地域貢献につなげてください」とメッセージを送りました。

札幌キャンパスで活動する「札幌ボランティアプロジェクト」の藤森将仁さん(国際文化学部国際コミュニケーション学科2年次生)は、「ほかのプロジェクトの取り組みや運営方法を聞く貴重な機会になりました。メンバー全員がしっかり役割を持って活動に臨めるよう、分担をこれまで以上に細分化して、効率的に活動していきたい」と話し、来年度から活動を始める伊勢原キャンパス学生の「Challenge for the Borderless World」の藤田耕己さん(医学部医学科5年次生)は、「私たちは来年度から採択を受けた新しいプロジェクトなので、今回の研修会でそれぞれの活動実績や方法について学べて、実りある時間を過ごせました。国境、世代、教育、などのあらゆる枠組みを越えたsocial capital(人のつながり)の創生を目指して、来年度の活動に生かしたい」と語りました。

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