キャンパスストリートプロジェクトが秦野精華園で「利用者交流会」を開催しました

東海大学チャレンジセンター・キャンパスストリートプロジェクトが2月9日に、市町村や地域社会資源と連携を図り、障害のある方々が暮らしやすい地域作りを目指す支援施設「社会福祉法人かながわ共同会 秦野精華園」(神奈川県秦野市)で「利用者交流会」を行いました。本プロジェクトはこれまで、障害者自立支援法の制定に伴い、障害のある方々の自立した生活を目指す取り組みの一環として「学内パン販売」の事業に協力を続けてきました。今回は、同園の施設利用者と学生の交流を目的に実施され、6回目の開催となりました。

当日は、同園の利用者40名、職員10名、プロジェクトメンバー11名の総勢61名が参加。参加者全員で手形アートの制作を行い、大きな白い布に「桜の木」「若葉の木」「同園のパン」のイラストを完成させました。この作品は、同園内にて今後展示される予定です。昼食会も行われ、交流をさらに深めました。

同園の利用者からは「楽しかった」「利用者の方々も楽しめるとても良いイベントだった」といった感想をいただきました。職員の方からも「手に絵の具を付けて絵を描く作業が、イタズラ感覚で楽しめる素敵な企画でした」

プロジェクトメンバーの吉原優大さん(文学部アメリカ文明学科1年次生)は「本企画では、全員が名札をつけることでお互いが名前を呼び合ったり、参加型のアート企画を実施することで自然と笑いが起きたりと、同園と本学の楽しい交流の場を築くことができました。同園の都合によりパン販売は今年度限りで終了ですが、交流会は引き続き継続していきたいです」と語りました。

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