札幌ボランティアプロジェクトが「2016年度除雪活動」に取り組みました

札幌キャンパスで活動する東海大学チャレンジセンター・札幌ボランティアプロジェクトが2月13日に、今年度最後となる除雪活動を行いました。本プロジェクトは2008年度に「福祉除雪プロジェクト」として発足。これまで、札幌市南区藻岩地区や南沢地区を中心に、各地区の町内会会員の中から、自力で除雪が困難な高齢者や難病を患っている方の世帯を対象に希望を募り、ボランティアで除雪支援に取り組んできました。結成9年目を迎えた今年度は、”活動の幅を広げ、さらなる地域の活性化”を目的に現在の名称に変更。プロジェクトメンバー46名が参加し、36世帯を対象として毎週月曜日と金曜日の週2回、授業の合間や放課後に各世帯をチームに分かれて計36回訪問し、除雪活動に取り組みました。

今シーズンの札幌市は昨年12月初旬や年末年始を中心に低気圧が頻繁に通過し、通過後の冬型の気圧配置が長く続くことも多く、まとまった雪が降る日が断続的に続きました。昨年12月9日から除雪活動を開始した本プロジェクトでは、対象日に除雪の依頼を受けた世帯に、事前に決めたシフトに沿って6名程度のグループで向かい、力を合わせて降り積もった雪を除けていきました。来年度のプロジェクトリーダーを務める藤森将仁さん(国際文化学部国際コミュニケーション学科2年次生) は、「年末年始など大学が休みの期間に大量の雪が降ることが多く、地域の皆さんの希望に応えきれなかった部分もありました。ただ、私たちの活動はこの地域での生活に密着したものだと感じており、来年度もさまざまな課題を解決して活動を継続するとともに、さらに活性化を図っていきたいと考えています」と意欲を語っています。

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