ライトパワープロジェクトが「エコカー教室」を開催しました

東海大学チャレンジセンター・ライトパワープロジェクトが7月10日に湘南キャンパスで、秦野市立大根小学校の4年生を対象とした「エコカー教室」を開催しました。今年度で12回目となる本企画は、小学4年生で学習する光電池と蓄電池について理解を深めてもらうとともに、地球環境保全の重要性を知ってもらうことを目的としたものです。2006年度から、本学と秦野市との提携事業として毎年開いており、To-Collaboプログラム「エココンシャス計画・エネルギーハーベスト事業」の一環としても実施しています。

当日は103名の児童が参加し、プロジェクトメンバーの金田篤さん(工学部機械工学科2年次生)らが、電気自動車『ファラデーマジック2』と、ソーラーカー『2015年型 Tokai Challenger』の仕組みや性能について説明。デモ走行も行い、間近で見学した子どもからは「とても静かに走るので驚いた」といった感想が聞かれました。

続いて、松前記念館講堂にて藤本修史さん(同)とプロジェクトアドバイザーの木村英樹教授(現代教養センター所長・工学部電気電子工学科)が、ソーラーカーや環境問題に関する講義を行いました。ソーラーカー開発の経緯について、「石油枯渇や地球温暖化に対応するための電気自動車開発を極めるために始めた」と説明したほか、開発費用や仕様についての質問に一つひとつ答えていきました。藤本さんは、「小学生に教えるためには、説明する内容以上の知識が必要です。もっと興味を持ってもらえるようになりたいので、今後もソーラーカーについて深く学んでいきたい」と意気込みました。また、木村教授は、「大根小学校の卒業生の中には、エコカー教室の体験が小学校時代の思い出の一つになっている子がいると聞いたので、今後も継続して開催していきたい」と語っています。

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