病院ボランティアプロジェクトが手づくり絵本の読み聞かせ会を行いました

東海大学チャレンジセンター・病院ボランティアプロジェクトが6月30日に秦野市立大根幼稚園(神奈川県秦野市)において本プロジェクトが自主制作した絵本の読み聞かせを行いました。本プロジェクトでは”子どもたちに医療や健康についてわかりやすく伝える”ことを目的とし、2012年度から絵本を制作しています。2016年度より開始したこの「読み聞かせ会」は地域の幼稚園や小児科医院などで開催され、今回で5度目の実施となります。
当日は保護者の迎えを待つ時間を活用して17名の園児たちに対し、免疫に焦点を当てた「みんなのげんきのひみつはなあに?」と点滴が苦手な子どもたちにその大切さを知ってもらう「ハナちゃんとてんてき」の2冊の絵本を読みました。また、会の最初には園児たちが初めて接するプロジェクトメンバーに緊張しないよう、何の曲かを当てるミニゲーム「聖徳太子」を行いました。読み聞かせ後には絵本の内容について質問をする園児の姿もみられました。

園長先生からは「大学生の読み聞かせ方が、ゆっくりとはっきりしていて聴きやすく、とても上手でした。」とお褒めの言葉をいただきました。

企画に携わった2016年度プロhジェクトリーダーの佐藤主樹さん(工学部精密工学科3年次生)は「プロジェクトの新メンバーにも、ミニゲームや読み聞かせといった重要な役割を担当してもらい、自主的に活動できるよう留意しました。新メンバーが読み聞かせの途中で園児たちに絵本の内容について問いかける場面を見ることができ、とても嬉しく思いました。メンバーの質問に対し、園児たちも元気よく手を挙げて答えや感想を言ってくれるなど双方向の交流が実現しました。これからもメンバーが積極的に活動に取組み、「読み聞かせ会」がより一層楽しみにしてもらえる企画になるよう努力したいです」と抱負を語りました。

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